今日は2025年4月8日、火曜日です👉花祭り 忠犬ハチ公の日 です

今日は2025年4月8日、火曜日です

 

  • 花祭り (灌仏会 – かんぶつえ): お釈迦様の誕生日をお祝いする仏教の行事です。各地のお寺で甘茶をかけたりする催しが行われます。

日本では一般的に4月8日に行われます。これはグレゴリオ暦(新暦)に基づいています。ただし、地域や宗派によっては月遅れの5月8日に行われることもあります(特に旧暦の名残がある地域など)。

何をするの?

花祭りの主な特徴は以下の通りです。

  • 花御堂(はなみどう)の設置: お釈迦様の誕生を祝って、色とりどりの花で飾られた小さなお堂が作られます。このお堂の中には、生まれたばかりのお釈迦様の姿を表した小さな仏像(誕生仏)が安置されます。
  • 甘茶(あまちゃ)をかける: 参拝者は、誕生仏に柄杓で甘茶をかけます。これは、お釈迦様が生まれた時、天から九つの龍が現れて清浄の水を注いだという伝説に由来すると言われています。甘茶は、アマチャヅルという植物から作られた、ほんのり甘いお茶です。
  • お参りや法要: お寺によっては、花祭りに関する法要や儀式が行われます。
  • 稚児行列(ちごぎょうれつ): 地域によっては、子供たちが華やかな衣装を着て練り歩く稚児行列が行われることもあります。

花祭りの意味

花祭りは、お釈迦様の誕生を祝うとともに、仏教の教えに触れ、命の大切さや慈悲の心を思い起こす機会とされています。花で飾られた華やかな雰囲気は、お釈迦様の誕生を喜び、すべての人々や生きとし生けるものの幸せを願う気持ちを表しています。

広島での花祭り

広島県内のお寺でも、4月8日には花祭りが行われることが多いです。もしお近くのお寺で花祭りの情報があれば、参加してみるのも良いかもしれません。地域のお寺の掲示板やウェブサイトなどで告知されている場合があります。

花祭りは、日本だけでなく、アジアの多くの仏教国で行われています。国や地域によって、お祝いの仕方や時期が異なる場合があります。

  • 忠犬ハチ公の日: 渋谷駅で主人の帰りを待ち続けた忠犬ハチ公を偲ぶ日です。

    これは、渋谷駅で亡くなった飼い主の上野英三郎博士を待ち続けた秋田犬ハチ公を偲び、その忠誠心を称えるために制定されました。

    なぜ4月8日なの?

    ハチ公の命日は1935年3月8日ですが、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会が、月遅れで4月8日を「忠犬ハチ公の日」と定め、慰霊祭などを行っています。

    忠犬ハチ公の物語

    ハチ公は、1923年に秋田県大館市で生まれ、1924年に東京帝国大学(現在の東京大学)農学部教授だった上野英三郎博士に飼われることになりました。ハチ公は上野博士を慕い、毎日渋谷駅まで送り迎えをしていました。

    しかし、1925年5月、上野博士は急逝してしまいます。博士の死後、ハチ公は渋谷駅に通い続け、毎日夕方になると改札口で主人の帰りを待ちました。雨の日も風の日も、来る日も来る日も、ハチ公は上野博士を待ち続けたのです。

    その忠実な姿は人々の心を打ち、ハチ公は「忠犬」と呼ばれるようになり、国内外で広く知られるようになりました。1934年には、渋谷駅前にハチ公の銅像が建てられ、その除幕式にはハチ公自身も出席しています。

    ハチ公は、上野博士の死後9年以上もの間、渋谷駅で待ち続け、1935年3月8日に11歳余りでその生涯を終えました。

    広島県内でも、動物愛護に関するイベントなどがこの時期に行われることがあるかもしれません。