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ペースメーカーとは、心臓にトラブルを抱えている方が使用している小型サイズの医療機器のことです。
近年は、脱毛施術を受けることのできる場所が多く、メンズ脱毛の需要も増えてきました。
そのため、ペースメーカーを使用している方でも脱毛を受けたいと考える方も当然出てきます。
そこで今回は、ペースメーカーを使用しているとメンズ脱毛を受けることが出来るのか解説します。
広島でペースメーカーを使用している男性は、これを読んで参考にしてください。
まず初めに、ペースメーカーの仕組みをご紹介します。
ペースメーカーは、不整脈など心臓にトラブルを抱えている方が使用する小型サイズの医療精密機器で、体内に埋め込む必要があります。
右か左の前胸部に埋め込みますが、場合によって腹部など他の部位に埋め込まれている場合があります。
そして、心臓に電気刺激を人工的に与え、心筋運動を促すという役割を持っています。
精密機器であるため、機器に熱がこもると誤作動を起こす可能性があります。
また、電磁波の影響を受けやすいので日常生活でも気を付ける必要があります。
続いて、メンズ脱毛の施術内容を方法毎に簡単にご紹介しておきます。
(1)ニードル脱毛
ニードル脱毛は、毛穴一本一本に針を刺し電流を流しこむことで毛根組織を破壊するといった脱毛方法となります。
(2)レーザー脱毛
レーザー脱毛は、クリニックなどの医療機関で使用され、毛に含まれるメラニン色素に反応するレーザーを照射することで、メラニンに反応した毛の毛根組織を熱で破壊する脱毛方法です。
(3)光脱毛
この光脱毛は、サロンの主流となっている最新の方法です。
レーザー脱毛と同様の仕組みですが、光脱毛では、毛根組織を破壊せず、毛へ栄養を送る毛乳頭の機能を熱により遮断させることで、毛の成長を止め不活化し、脱毛させる方法となります。
このように、方法によって少しずつ内容が変わりますが、ニードル脱毛では電流を流し、レーザー脱毛や光脱毛では光線による熱を用いる仕組みとなります
それでは、主題となるペースメーカーと脱毛の関係性についても見ていきましょう。
ペースメーカーの仕組み上、脱毛施術中にペースメーカーの誤作動などのトラブルが発生する可能性があります。
ニードル脱毛では、電流を用いるため、通電してペースメーカーが止まってしまう恐れがあります。
また、レーザー脱毛や光脱毛で照射される光線は電磁波の一種のため、ペースメーカーの機器内部に支障をきたしたり、熱が籠もることで故障の原因となります。
上記の理由により、メンズ脱毛の施術を断られてしまうケースが多くあります。
最近は家庭用脱毛器が普及し、家庭でも自分で脱毛することが出来るようになりました。
しかし、ペースメーカーを付けている方は、家庭用脱毛器であっても使用を控えるようにしてください。
家庭用脱毛器の注意書きにも、使用禁止の表記がされているはずですので、一度確認してみましょう。
家庭用脱毛器もレーザー脱毛・光脱毛と同様に、光線を照射する方法となりますので、ペースメーカーに何らかの不具合が起きる可能性があります。
ここまで説明してきたように、ペースメーカーを使用していると、脱毛施術を受けることは困難ですが、絶対に受けられない訳ではありません。
医師に許可を得た上で、脱毛クリニック・サロンに相談することで、受けられるケースもあります。
しかし、医師からの許可が得られた場合でも、ペースメーカーから離れた部位しか施術することが出来ません。
そのため、全身を脱毛することは難しいと認識しておいてください。
医師と相談した上で、自分が通おうと考えている脱毛サロンなどに確認してみましょう。